女性疾病の保障が必要なケース4選（プロが教える女性疾病特約の上手な使い方）

こんにちは。たついちです。

前回の記事では女性疾病特約が不要なケースをお伝えしました。

反対に、この記事では女性疾病特約が必要なケースをお伝えします。

「女性疾病特約って何？」という方は前回の記事からご参照ください。

乳房再建術を受けたいケース

最近では保険適用の乳房再建術も増えてきていますが、まだ保険適用外の再建術もあります。

また、自分がどの乳房再建術を選択できるか？はその時にならなければわかりません。

というのも、放射線治療を受けていると施せない再建術もあるからです。

もしも国の保険が適用外の再建術しか選択できなかった時のために、乳房再建術の費用が出てくる女性疾病特約は有効です。

保険会社によっては乳房再建術の保障がない場合もあります。

加入する前は女性疾病特約の内容がどんなものか確認しましょう！

入院した際は個室がいいケース

女性のお客様は男性より個室を希望される方が多い印象です。

特に「第一子の出産は周りに気を遣わないように個室がいい」という人は多いです。

とはいえ個室に入院するためには高額な宿泊費（差額ベッド代）がかかります。

宿泊費（差額ベッド代）は治療費とは区別されているため、国の保険は使えず全額自己負担しなければなりません。

そんな時にこそ女性疾病特約の「入院」の保障が役に立ちます。

女性疾病特約には「入院」「手術」「乳房再建」の３つの保障があります。

３つがセットになっている商品もありますが、保険会社によっては「入院」のみつけられるところもあります。

そうすればコスパよく入院に手厚くでき、高額な個室の負担を軽減できます。

異常分娩に備えたいケース

正常分娩の場合は病気とはみなされず、国の保険も民間企業の保険もおりません。

しかし、異常分娩の場合は保険がおります。

異常分娩では入院が長引くケースもあり、その場合は女性疾病特約が有効です。

「国から出産育児一時金42万円の支給もあるので、異常分娩でも女性疾病特約は不要」という方もいます。

そういう方にお勧めしたいのが、一時的に女性疾病特約をつけておく方法です。

忘れがちですが、特約は後から外すことができます。

例えばこんな使い方です。

・第一子様のご出産まで女性疾病特約をつけておいて、その際に不要と感じたら外す。

・仮に帝王切開となると2人目以降の出産も帝王切開になる傾向にあるので、出産を考えているうちは女性疾病特約はつけたままにしておく。

「必要な時まで特約をつけておいて、いらなくなったら外す」

これにより保険料も節約できますので、ぜひ覚えておいてください！

保険料を抑えたい人

女性疾病特約は保険料が安い傾向にあります。

なぜなら保険会社は女性の病気以外では保険金を払わなくて済むからです。

反対に、前回の記事でもお伝えした「医療保険の基本プラン」は保険料が高いです。

なぜなら全ての病気で保険金を払わなくてはいけないからです。

つまり、基本プランの設定額を抑えて、女性疾病特約をつければ保険料を抑える事ができます。

例えば下の２つのプランがあったとします。

①医療保険の基本プランで入院１万円の保障

②医療保険の基本プランで入院5000円の保障＋女性疾病特約で入院5000円の保障

①は全ての病気で１万円がでるため、保険料は高いです。

②は女性疾病では1万円がでますが女性疾病以外では5000円しかでないため、保険料は①より安いです。

入院の時の保障は欲しいが、保険料も節約したいという女性には②のプランがおすすめです。

いかがだったでしょうか？

この記事を読んだ読者様は女性疾病特約を上手に使うことができるはずです！

また、女性疾病特約は商品によって内容が違いますので、商品比較もお忘れなく。

ではまた！